【リリカラ 原インタビュー】サステナブルな社会を築くために リリカラができることを本気で考え始めた- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

【リリカラ 原インタビュー】サステナブルな社会を築くために リリカラができることを本気で考え始めた

【リリカラ 原インタビュー】サステナブルな社会を築くために  リリカラができることを本気で考え始めた

リリカラ スペースソリューション事業では、SDGsの目標達成のため2021年3月にサステナビリティプロジェクト(以降サステナPJ)を発足させ、少しずつ具体的な取り組みを実施し始めました。

これまで「サステナビリティへの取り組み」としてコラムにて紹介してきましたが、今回は常務執行役員の原 伸がプロジェクトの立ち上げから軌道に乗るまでの紆余曲折と今後の目標をお伝えします。

中期経営計画と連動させてプロジェクトを始動

――――サステナPJ始動の経緯について

まず2021年1月に発表された中期経営計画にSDGsの目標達成やESG経営について初めて盛り込まれ、ビジネスモデルが異なるインテリア事業と我々のスペースソリューション事業のそれぞれで独自の貢献活動に取り組むことになりました。3月にはサステナPJを始動させ、参加したい人を募りました。初期メンバーとして7名集まり、4か月かけて「働く場所を・社会を・もっとサステナブルに」というサステナビリティ宣言を策定しました。言葉選びはもちろんですが、その前に、我々の活動が最終的にどのように社会に貢献できるかを考え、バリューチェーン(価値連鎖)を整理しました。

リリカラオフィスソリューションサステナビリティ宣言

 

社員が自主的に参加、皆で真剣に議論した

――――タスクチームやメンバー構成について

サステナビリティ宣言の策定後に、サステナPJを環境、街、ダイバーシティ、パートナーシップ、働きがい、コンプライアンス、自分ゴト化の7つのテーマに分けてそれぞれで活動をスタートさせました。各チームには、自主的に集まった20名が参加。チームリーダーもしくはファシリテーターがいないことには、推進が困難だろうからとリーダーを決め、リーダー自身が自走するための研修もしました。サステナPJは業務外の仕事になるというのに、皆が自らやりたいと言って参加してくれたことは嬉しかったですね。メンバーはその後さらに増えて現在では22人と、関心の高まりを感じています。

 

――――SDGsへの理解をどう深めていったか

私を含む事務局3名は、サステナPJを立ち上げる際、SDGsに関してネットや書籍などから知識をインプットしました。さらに、カードゲームを通じてSDGsへの理解が深まったことから同じプログラムをメンバーにもやってもらいました。また、パートナー企業の中に、SDGsの目標達成に向けて早くから取り組んでいる企業がありましたので勉強会を開いてもらったことも。プロジェクト立ち上げから課題抽出ワークショップ、仕組みづくりなどはコンサルタント会社に依頼する企業も多いとは思いますが、まずは自分たちでやってみるのがリリカラ流。SDGsの目標達成というある意味終わりのない課題解決をどのように進めればいいのか悩みましたが、議論を繰り返すことで手探りながらも少しずつ前進してきました。

関連コラム:
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1年が経ち、事業内の意識の高まりを実感

――――メンバー以外の社員への啓蒙は?

メンバー以外の社員に対しては、サステナPJの取り組みやトレンドをまとめた情報誌を制作して定期的に配布しています。最初の頃は、「我々はメーカーでもないのにSDGsに貢献できるのか?」「カーボンニュートラルと言われてもピンとこない」という声がありました。しかし、活動の影響なのか1年以上経つと、プロジェクトメンバー以外にもSDGsへの意識が浸透してきました。あるとき、「こういう素材を使えばSDGsに貢献できるよね」と話している社員がいて、意識が高まっていることを実感しました。

 

オフィスリニューアルの常識を変え、社会を変えていく

――――SDGsの目標達成に向けた我々の想い

SDGsの目標達成に取り組むことは、お客さま、社会、そして我々もハッピーになれる三方良しの観点が必要ではないかと考えました。例えば、オフィス構築の際に環境配慮商材を使用すると、お客さまの企業がSDGsの目標達成に向けた取り組みの一助となり、さらに内外に情報発信すれば社会的なインパクトが生まれ、お客さまのステークホルダーにも影響を及ぼすことになります。もちろん、商材を卸してくれるパートナー企業も自ずとその循環の中に入り、必ずやバリューチェーンの強化につながります。

さっそく、環境配慮商材の提案や廃棄物を減らす取り組みを開始したところです。もちろん環境問題だけでなく、その他6つのテーマにおいても課題を発見して、より良い社会を築くように変えていこうとしています。

関連コラム:
【サステナブログ vol.1】環境に配慮したオフィス環境と仕組みづくり

 

――――今後の方向性について

SDGsはこれからの時代、どの企業も決して無視できませんし、SDGsの目標達成へ向けての取り組みが事業の軸になることは確かです。自分たちができることは何かを積極的に考えて実践していきたいと考えています。

本来ならば、何年までに何を何%削減するなど定量的な数値を決めてサステナPJを推進すべきかもしれません。けれども、我々は、お客さまに満足いただける空間を提供することを前提に、いまできることをしっかりやって光りを見つけていきたいです。

リリカラ スペースソリューション事業のSDGsの目標達成に関する取り組みについて、さらに詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。

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