カフェを感じられるオフィスづくり!独立したスペースの設け方- コラム|オフィスデザイン・内装レイアウト設計、移転ならリリカラ株式会社

カフェを感じられるオフィスづくり!独立したスペースの設け方

カフェを感じられるオフィスづくり!独立したスペースの設け方

「社員がオフィスに出社したくなるような空間にしたい」
「カフェのような雰囲気を取り入れたオフィスが増えているみたいだけど、
 具体的にはどのようにデザインを考えていこう…」

このように考えていて実行に移れていない企業様も少なくないのではないでしょうか。
カフェのようなオフィスは、社員や企業にとって多くのメリットがあります。

この記事では、カフェのようなオフィスづくりをしたい方に、空間づくりのポイントやメリット、増えている背景などをご紹介します。

カフェのようなオフィスが増えている背景

近年、企業の働き方改革の一環として、カフェのようなオフィス空間を導入する企業が増えています。
その背景にはいくつかの理由があります。

まずは、柔らかな雰囲気を出せることです。
従来のオフィスは効率性を重視した空間デザインが主流でした。
しかし、創造性や生産性の向上には「リラックスできる環境が大事」と認識されるようになった結果、カフェのようなオフィスを取り入れる企業が増加しました。

また、オフィスの魅力を高めることで、求職者にとって魅力的な職場環境をアピールできることから、優秀な人材の確保や企業のブランディングにも貢献しています。
社員の視点に立って快適さを重視して、近年はカフェのようなオフィスや、カフェスペースを設けたオフィスが増えています。

カフェのようなオフィス空間にするポイント

カフェのようなオフィスにするためには、取り入れたいことや意識したいことがあります。
大規模な改装が難しい場合は、以下のポイントを参考にしてみてください。

フリーアドレスやスタンディングエリアなどを取り入れる

カフェのように自由に座席を選べる、フリーアドレスを取り入れてみてください。
業務内容や気分などに合わせて座席が選べると、集中力の向上につながります。

また、長時間座りっぱなしになると健康面での悪影響が懸念されるため、スタンディングエリアを設けてもいいでしょう。
ただし、社員によっては「集中できない」「使いづらい」と感じる場合があります。
個別ブースなども用意して、できるだけ幅広いニーズに対応できるようにしましょう。

自然素材を取り入れる

木目調の家具や床材などの自然素材を取り入れると、温かみのある空間を演出でき、リラックスした雰囲気になります。
木目や植物の優しい質感はストレスを和らげ、心を落ち着かせてくれます。

ただし、自然素材の活用には注意点もあり、過剰に使うとかえってごちゃごちゃした印象になるため、バランスの良い配置を心がけることが重要です。
また、素材の劣化を防ぐためにメンテナンスも忘れずに行いましょう。

オープンな空間を意識する

仕切りを少なくし、オープンな空間にすることもリラックス効果が期待できます。
また、オープンな空間は社員の交流を促進し、コミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。
さらに、開放的な空間は気分転換にもなり、生産性の向上も期待できます。

オープンで過ごしやすい空間になれば、これまでのオフィスの印象が大きく変わる可能性があります。
たとえば、明るく開放的な雰囲気は、来訪者にも良い印象をあたえます。

ただし、オープンな空間を意識する際は、プライバシーの確保や集中力の維持などへ配慮が必要です。
適度な仕切りを設けたりゾーニングを行ったりするなど、バランスを取りましょう。

観葉植物で癒しを取り入れる

観葉植物を取り入れると、リラックスしやすくなったり空間内の空気を浄化できたりします。
その結果、社員の心身の健康を促進し、生産性の向上につながるでしょう。
観葉植物はオフィスの内装に合わせてさまざまな場所に配置できるのも魅力です。
エントランスや休憩スペース、デスクまわりなど、効果的な設置場所を選べば、オフィス全体の雰囲気が変わります。

ただし、適切な水やり、採光や温度管理などのメンテナンスが欠かせません。
植物の種類によってはアレルギー反応を引き起こす可能性もあるため、社員の健康状態にも配慮が必要です。

間接照明を取り入れる

カフェのようなオフィスづくりでは、間接照明の取り付けも効果的です。
間接照明は空間の色合いを柔らかくして、落ち着いた雰囲気を生み出します。
また、間接照明は天井や壁面などさまざまな場所に設置できるため、オフィス家具との調和も図れ、統一感のある空間づくりが可能です。

ただし、適切な位置や角度、明るさの設定に配慮しましょう。
間接照明だけでは作業に支障をきたす可能性もあるため、十分な明るさにするための適切な照明計画が欠かせません。
照度を確保するために設置台数を増やすと電気代が増えることもあります。

カフェのようなオフィス空間にするメリット

カフェ オフィス空間

カフェのようなオフィス空間にするとさまざまなメリットがあります。
そのなかでも4点に絞って解説します。

コミュニケーションの活性化

オフィスがカフェのようなくつろぎの場となることで、自然と社員同士の会話が生まれやすくなります。
カフェは単に飲み物を楽しむだけでなく、仕事の合間に集まったり、ゆっくりと過ごしたりする場所としても活用されています。
オフィスにもそのような雰囲気を取り入れることで、社員がリフレッシュしながら、自然とコミュニケーションを取れるようになります。

企業ブランディング

カフェのようなオフィス空間は、企業ブランディングにも効果を期待できます。
魅力的な職場環境を提供することで、優秀な人材の採用や顧客への良いイメージ形成につながります。
具体的にはリラックスできる空間、おしゃれな空間、過ごしやすい空間などを実現している点が企業ブランディングにつながり、求職者や顧客への好印象につなるでしょう。

社員満足度の向上

カフェのような過ごしやすいオフィスは社員満足度が向上します。
社員にとってストレスが少なく働ける職場やオフィスは、愛着を感じるものです。

また、ストレスが少ない環境は集中力が高まり、仕事で成果を出しやすくなります。
成果を出せる社員が増えれば会社の業績も良くなり、報酬として還元されるケースもあるでしょう。
この好循環が続くと、社員満足度を維持できたり優秀な人材が集まったりして、さらに良い循環が期待できます。

カフェコーナーの設置

カフェコーナー

オフィス空間を全体的にカフェのようにできない場合は、カフェコーナーの設置を検討してみてください。
カフェコーナーの設置について、3つの観点から解説します。

設計方法

まずは社員のニーズを把握しましょう。
カフェコーナーをどのように活用したいか、社員の意見を聞くことが大切です。
次にスペースの確保が必要です。オフィス内の適切な場所を見つけ、カフェコーナーに必要な広さを確保しましょう。
また、デザインの検討も欠かせません。カウンターテーブルやソファ、照明など、カフェ風の雰囲気を演出する要素を取り入れてみてください。

その後、カフェコーナーの運用計画を立てます。
利用ルールの設定や、メンテナンス体制の構築など、円滑な運営に向けた準備が必要です。
最後に導入効果を検証し、社員の反応や利用状況に応じて改善を重ねましょう。

導入時のポイント

カフェコーナーは多目的に使えるよう設計しましょう。
社員が自由に集まり、リラックスしながら仕事の相談やアイデア出しができるスペースとして活用できるよう、柔軟な使い方ができるレイアウトにします。

また、音に配慮した設計が求められます。
会話の声や機器の音が周囲に影響しないよう、吸音性の高い素材の使用や、間仕切りの設置などを検討してください。

さらに、セルフサービスコーナーを設けて、社員が自由にコーヒーやお茶を楽しめるようにしましょう。
コーヒーメーカーやお茶の用意、カップや調味料の設置など、手軽に利用できる環境がポイントです。

活用方法

カフェコーナーはミーティングスペースや会議スペースとして活用できます。
また、社員同士が気軽に集まり、仕事の進捗や課題について話し合ったり、新しいアイデアを共有したりする情報交換のスペースにも最適です。

さらに、社内イベントの開催スペースとしても活用できます。
ランチタイムのイベントや社員交流会など、カフェコーナーは柔軟な使い方ができるでしょう。

カフェのようなオフィスでリラックスできる空間を

カフェのようなオフィスにすると、社員同士のコミュニケーションが活発化されたり、生産性が向上したりするメリットがあります。
また、カフェのような空間にするポイントもさまざまです。
オフィス全体をカフェのようにできないときは、空間の一部をカフェコーナーにしてみてください。
オフィスの移転やリニューアルを手がけるリリカラでは、これまで3万件の実績があります。
カフェのようなオフィスにしたい企業様をサポートしますので、お気軽にご相談ください。

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